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雑記

笑う

昔に比べて笑わなくなったのに気がついた
とは言うものの
笑うときは普通に笑う

笑わなくなったというのは
単に、笑う機会が減ったということだ

ただ、同じくらいに
人と話す機会が減ったと思う


楽しいとき
嬉しいとき
安心したときに人は笑う

笑う機会が減ったのに気がついたのは
周りが騒いでいるのを「うるさい」と感じるようになったとき
前はこんな風に騒いでいたなと
あまり笑わなくなったなと
気がついた

笑いには安心させる作用がある
安心したときに笑うのだから
笑うと脳が安心したように錯覚する

感情が先立って行動するのは
感覚的にも
直感的にもよくわかる
楽しいから笑うのは
よくわかる

ただ、脳は行動からも
感情を生んでいるようだ

例えば
悲しいと 涙が出るのだが
涙が出ると 悲しくなるらしい

やる気の原理も同様で
布団にもぐって
やる気が出るように祈っても
脳は寝る体制に入る

やる気を出すには
ペンを持ち
机に向かうのが一番良いらしい
実際、やってみるとよくわかる

楽しいとき
嬉しいとき
安心したときに笑うのだから
同様に
笑えば、楽しくなるのだろう


騒いでいた女たちは
なにか不安で
不安を紛らわすために
無意識に笑顔をつくって
安心しようとしていたのだろう


俺が笑わなくなったのは
安心が一番の敵であり
不安に冷静な対応をするのが
現実的な対応だと
思うようになったからだろう

そう思うようになってから
自然と一人で行動する機会が増えた