phony

雑記

ねむり

寝ている間は別の世界にいる
脳内現象だとしても
別の世界で架空の体験をする

なにも、夢に限らず
空想中はそうなのかも


幽体離脱というものがある
金縛りのときローリングするあれだ
幽体離脱の存在を知ってから
一年ほどで初めて成功した

離脱後の世界は
わかりやすく言えばリアルな夢だ
自分の意思で動ける夢
いわゆる明晰夢ってやつの上位互換だと俺は思っている

感覚が起きているときと同じ
土を踏みしめる感覚も
ものを食べた時の香りも味も
時には起きているときよりリアルだ


離脱後の世界を
単なる脳内現象だと捉える人もいれば
完全に別の精神世界だと考える人もいる

俺は半々くらいだ
別世界だとしたらロマンチックだが
俺はリアリストなので錯覚だろうと
せいぜい無意識の領域だろうと考えている

それでも半々なのは
離脱後の世界で会った人に
「ここはこの世とあの世の中間、あの世に行く人が慣れるための場所」
だと、教えられたからだ
夢で教わり、起きてから調べてみると
同じ記述がいくつか見つかって
もしかしたら、なんて期待している


ねむる前に離脱の世界のことを考えると
現世のことを忘れられる
そんな気分になる